「レンチン美容法」でクレンジングをやってみたら…
2016/11/20
化粧水を電子レンジで7秒チンしてからつけると、毛穴がなくなる!と話題の「レンチン美容法」。
温めることで肌に浸透しやすくなり、プチプラ化粧水でも高い美容効果が得られる、ということのようですが、化粧水だけでなくクレンジングでも毛穴に効果があるらしいんです!
たしかに、オイルやジェルなど、メイク落としを温めることで角栓や毛穴汚れが落ちやすくなりそう(*´艸`*) ということで、実際にやってみました( ・ิω・ิ)
レンチン美容法に使ったクレンジングジェル
今回使ったのは、卵殻膜配合のクレンジングジェル「チェルラー パーフェクトクレンジングジェル」です。
▼チェルラーの詳細・使用レビューについてはこちら
クレンジングオイルを使ってもよかったんですが、なんとなくレンジの中で飛び散ったり、熱で変性しそう…と思ったので、手持ちのジェルタイプのクレンジングで実験開始!
電子レンジでチンする前は、こんな感じの半透明のジェルでした。ちょうどいい小皿がなかったので、耐熱ガラス容器WECKのフタに乗せて、レンジにいれることに。
これをラップをかけずにレンジに入れて、500Wで7秒加熱しました。その結果がこちら↓
え?! 白くなってる Σ(゚∀゚ノ)ノキャー
触った感じも、レンチン前よりも弾力が増して若干固くなっていて、ゆで卵や目玉焼きの白身みたいな感触になっていました。
…むむ、「たまごみたい」だと…?( ・ิω・ิ)
ここで私、ようやく気が付きました。チェルラーパーフェクトクレンジングジェルが、レンチン美容法に向いていないことに。
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レンチンでたまごの白身みたいに固まったのは、「卵殻膜=たんぱく質」だから。
チェルラーの特徴は、コラーゲンを増やす働きをする「卵殻膜」の成分が配合されていること。この卵殻膜が、レンチンで白く・固く変性した原因だと思うのです。
というのも、卵殻膜の主成分はたんぱく質。
卵殻膜の主成分は線維状のたんぱく質で約20種類のアミノ酸で構成されています。
出所:NPO法人日本卵殻膜推進協会ホームページ
たんぱく質といえば、加熱すると固まる性質があることで知られていますよね。つまり、卵殻膜(たんぱく質)の成分が配合されているチェルラーは、レンチンしたら熱変性するので、レンチンクレンジングに向いていなかったんです ガ–( ゚д゚)–ン
クレンジングオイルは加熱すると変性しそうだから…とか言ってる場合じゃなかった! よりによって、手持ちのクレンジングの中でも一番選んじゃいけないやつを使ってしまった…(>ω<;)
たんぱく質(卵殻膜)が配合されているクレンジングなんてめったにないので、私の場合はレアケースだと思いますが、レンチン美容法を試したいなら、使おうと思っている化粧品の成分を見て、加熱しても大丈夫か先に確認しておいた方がよさそうです。
特に、美白系の化粧水によく配合されているビタミンCは熱に弱いため、レンチン美容法に向いていないそうです。手持ちの美白化粧水やクレンジングを使ってレンチン美容法をやってみようかなと考えている方は、要注意です( ー`дー´)キリッ
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レンチンしたクレンジングジェルの使い心地
今回、レンチンして白くなってしまったチェルラーパーフェクトクレンジングジェルは、捨てるのがもったいなかったので、そのままメイク落としに使いました。
使う前は、熱いのかな?と思っていたんですが、実際触ってみるとホッカイロくらいの温度で、肌に乗せると心地良い温かさ。一見すると中途半端に見えるレンジで「7秒」という加熱時間がポイントなんですね。
メイクの落ち具合(洗浄力)は、常温で使ったときとさほど変わらない感じ。また、気になる毛穴に対しても、1回で劇的に汚れが落ちた!という感じではなかったです。
続けることで効果が実感できるかもしれないので、もうしばらくレンチンクレンジングを続けてみようと思います! とはいえ、たまごの白身みたいに白く固まっちゃうチェルラーを使うわけにはいかないので、アテニアのクレンジングオイルをレンチンして使うことにします( •̀ω•́ )/
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2016年2月にリニューアルした、アテニアのクレンジングオイル。
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コスパ・洗浄力ともに申し分なく、常にストックしておきたい逸品!
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